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恒例のおせち料理でスタート!

一年の締めくくりと、新たなスタートに
毎年、おせち料理は手作りします。

お店に並ぶおせちのような、華やかさはないけど、1つ1つに私の歴史がこもる、唯一の料理かもしれない。

両親が営む花屋の実家は、年末はてんてこ舞い!

店の手伝いのかたわら、おせち料理も子供達の仕事でした。

姉に教わりながら、失敗も数えきれないほど。
それでも、忙しい両親は、私達に自由に台所を使わせてくれました。
よかったのか、悪かったのか(笑)

店のお付き合いで、八百屋さんや、乾物屋さん、魚屋さんで材料を買い集め
(昔はスーパーではなく、個人のお店ばかりでしたよね〕

朝から晩まで仕込みをしていました。
大晦日まで営業だったので、元旦からの寝正月の父は、酒の肴におせちを楽しんでくれました。

中学に入り、嫁いだ姉に代わり、全部を任されて、大変ながらも私の仕事として楽しんでいたんだと今は思います。

時は流れて、大人になって台所を預かる立場になると、子供の頃とは違う視点で取り組んでいましたが、私にとって、長い歴史がある体験は
宝物の1つになりました。

調味料にこだわってみたり
味にこだわってみたり
見た目にこだわってみたり
節約にこだわってみたり(笑)

神社に関心を持つようになってからは、
ますます力が入るようになり

私の大切は御神事となりました。

今年も糀を伝える事に全力を注ぎながら
出会う方々と一緒に発酵していきたいです。

今年は娘と息子が本領発揮して
私を越えようと頑張ってました。

伝承できる幸せを感じました。
ありがたいです。